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なぜ手つくりごはんなの?

「Dr.須﨑の犬ごはんの悩み相談」ナツメ社 1300円(税別)
巻頭カラーP.12~13にぢょん・ちゃことのエピソードを
​載せていただきました。

 

動物たちの病気が変ってきています。

昔は感染症やケガなどが主な病気でしたが、最近はガン、アレルギー、皮膚病、心臓病、糖尿病、肝臓・腎臓病などなど
ほとんど人間と変わらない病名がつくようになりました。
これは動物たちが長生きになったということもありますが、現代のペット事情にもからんできているのではないでしょうか?

投薬の過剰摂取や、フードなどの添加物の過剰摂取。
実際、後天性の病気のほとんどが上記が原因では?と言われています。
ドッグフードはお手軽簡単、栄養バランスがいい!といわれ、忙しい現代人にはなくてはならないアイテムです。
でも『ドッグフードって何故腐らないの?どうして美味しそうな色がついているの?厳選された食材をチョイスと書かれているのにこんな値段で作れるの?』などなど疑問が湧いてきます。

腐らないため、美味しさを付けるため・・・いろんな添加物が入っています。


ドッグフードは『インスタントラーメン』と考えてください。


お手軽、簡単に満腹になります。でもそこには生きた食材がありません。
毎日これでは『自然治癒力』も湧いてきません。
より、ワンちゃんがイキイキと出来るように、考えてみませんか?ごはんのこと。

秋元の考え方
​私はドッグフード、キャットフード絶対反対信者ではありません。
ペットフードだけで十分長生きできる子たちもいるからです。

そしてフードのおかげで動物たちを手軽に迎え入れることができるようになったからです。
手軽というと語弊があるかもしれませんが、命と向き合うことになり、そこから学ぶことも多いのです。
今から始めればいい。
共に成長していくのも動物たちと暮らしているからこそ。
​そんなスタンスで手づくりご飯を楽しんでいます。

手づくりごはんのきっかけ・・・nayoの場合

ドッグフードは安いし、便利だし、腐りにくいし、コレだけ与えていれば大丈夫と言われました!


かつて私もそうでした。昔の味噌汁ぶっかけごはんに比べても、とても便利になりました。
様々な病状に合わせたドッグフードも出回っています。
皮膚疾患に悩んでいたちゃこのためにアレルギー物質を排除したフードをさがしていわゆる
『フードジプシー』をしていました。
ちゃこの皮膚疾患からホリスティックケアを学びました。

そこには手つくりごはんのことも書かれていましたが

それぞれのメリットとデメリットが書かれていたくらいで、手つくりごはんがいい!といった決定打がありませんでした。
根が不精なnayoですから、簡単便利!コレだけあげていれば大丈夫!といったドッグフードを手放すわけがありません。
でも、いくらアレルギー物質を排除したフードをあげても皮膚疾患は治りません。
ステロイド投与の日々が続きました。

ある日ワンズ・ハーツのお客様でもある方から手つくりごはんの良さを教えていただきました。

本も貸してくださいました。
『Rera』でシャンプーして治らなければ他に原因がある!
この考えが根底にあったので、最後の望みをかけて手つくりごはんにチャレンジしました。

ドッグフードぢゃダメなの?

もちろん、ドッグフードだけで元気なワンちゃんもいます。

事実ぢょんは何を食べても元気です。後は飼い主さんの考え方です。病気になってから考えてもいい。
でも元気なときにこそ『病気にならない体つくり』をしていけば、将来大きな病気にはならないのでは?と思います。
病気になるのは『毒素を体から出せない』ということです。
フードと一緒に新鮮なお水をあげている!もちろん当然です。

でもそれはワンちゃんにお水を飲んでもらうということです。

ワンちゃんは『今日ちょいと食べ過ぎたから水分とっておこうかな?』とお水は飲みません。

不要なものをオシッコとして排泄する。でも水分量が足りないから排泄できない・・・水分不足が病気の原因と考えているのです。

お水をたくさん飲んでほしいけどなかなか飲んでくれない・・・

それぢゃつゆだくごはんにして強制的に飲ませてしまおうということです。
普通のドライやウェットフードに野菜をトッピング、又はスープをかけるだけでも普通にフードを食べるよりは水分ははるかに摂れるはず♪

まずは毒素を排出してそれから栄養素を取り入れる。

詰め込むだけ詰め込んでも溜まってしまって『毒』になったら大変ですものね。


オシッコの病気も水分をもって流してあげれば解決するとの事。

水分を増やしてオシッコの回数を増やす、そして流しだす!

まずは溜まってしまったものを『解毒』することからはぢめたらいかがでしょうか?
完全手作りにしなくてもだいぢょぶです。
『フードプラスα』つゆだくにしてあげることでかなり改善されるとおもいます。

手づくりごはんでドッグフード並みの栄養は取れるのですか?

カロリー計算は必要ありません。もし手つくりごはんに興味が湧いたら、『

犬の手づくりごはん』に関する本はたくさん出ていますので、是非一冊くらいは購入すると便利です。
そこには栄養素ごとに食材が書き出されているものがありますので、それを飼い主さんがチョイスしてあげればOK。
最初はレシピどおりに作って・・・それから病状にあわせたりしてバリエーションを増やしていきます。
体重や年齢別の換算表がありますので、あげる量も一目瞭然!
本には人間のお料理並みのレシピが載っているのもありますが、うちはただ単に切り刻むだけ・・・

必要に応じて煮込んだり・・・で済ませてます。

手づくりごはんを推奨されている方のなかにもいろんな考えの方がいらっしゃいます。
その方によってお肉:野菜の配分量が違います。あとはワンちゃんの体調を観察しながらご自分でいい割合を探していけばOK!

私が尊敬している某先生が書かれた本の中の言葉に

犬はオオカミの末裔です。
オオカミは毎日決まった量や食材を与えられたわけではありません。自ら狩をして生き延びてきました。
狩が失敗する日もあるでしょう。何日も空腹をしのがなければならない日もあるでしょう。
基本はオオカミです。

ワンちゃんたちに手つくりごはんを食べさせたい!

そう願うひとたちには『お肉ばっかり』『一種類の野菜ばっかり』あげるひとはいないと思います。
栄養やカロリーをあまりかたく考えずに『ドッグフードよりは愛情注いでるぞ!』といった心構えで始めてくださればうれしいです。

というのがあります。


ちょっと最近ワンちゃんに元気がない。薬が効かなくなった。または、元気なうちに自然治癒力を高めよう!そう思ったら、始めてみませんか?
ドッグフードをお皿にあけるときよりも、手つくりごはんを待っているワンちゃん達の目はギンギンギラギラ(笑)手つくりごはんの大変さなんてふっとんでしまうほどです!

手づくりごはんに変えたら様子がおかしい!

手づくりごはんにしてから調子が悪い!下痢が続く!体臭がきつくなった!急にフケや湿疹が出てきた。
これは好転反応と呼ばれるものです。
手づくりごはんだけではなく、アロマテラピーやフラワーエッセンス、マッサージ、ホメオパシーなどにも見られます。

一時的なもので、ワンちゃんの体が正常に戻ろうとするプロセスで『排毒(デトックス)』時に見られるものです。
個人差はありますが、一週間~一ヶ月続くことがあります。
ちゃこの場合『あの!(笑)Reraをもってしても』体臭がきついことが3週間続きました。
下痢も2~3週間続きました。

心配であれば食事療法に取り組んでいる獣医師に相談できるようにしておけばいいです!

私の場合は手づくりごはんを先に実践しているお友達が先生でした。
西洋医学にどっぷりつかっている獣医師の方には理解できないことかもしれません。
だって・・・下痢には下痢止め。湿疹には即座にステロイドです。
デトックス中に理解のない先生のところに行くと間違いなく『お薬の処方』と『食事療法の取りやめ』を通告されますのでご注意ください(笑)
でも、動物たちの様子をみて明らかに元気がない時は即病院へ
 

ホリスティックケアの根源は食にあり!

直接口から取り入れられるもの。
体を作りだしている基本は『食』です。
お酒を浴びるほど飲んでいながら『肝臓を休めるホメオパシー』を飲んでも本末転倒です。
できれば、まずは食事のことを考えていただいてから、あらゆる自然療法に着手してくださればうれしいです。
『医食同源』『食育』>という言葉は人間だけではなく動物たちにも当てはまることだと思います。
ワンちゃんの食事を考える・・・ご自分の食生活を見直すきっかけになるかもしれません。

病気そのものを薬で押さえ込むのではなく、生活環境から考え根治を目指す!
​なにもない時にこそ健康な体作りを!
実践してみませんか?ワンちゃんと『共に生きていく』ということを!

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